水虫がうつる経路【女性もうつりやすい?】うつらないようにチェックすること

水虫と言えば男性というイメージが多い中、

実は女性の足に水虫がじわじわと増えているのです。

 

女性だから水虫なんて関係ない、

毎日清潔にしているから大丈夫なんて思わず、

ちょっとした変化を見落とさずに早期発見をしましょう。

 

水虫の原因・種類を知ってうつる方法を理解しよう

水虫

水虫の犯人はカビだった

水虫という皮膚病名であり、

犯人はカビの一種である白癬(はくせん)です。

 

ほとんどは足から感染することが多く、

そのままにしておけば、

足の爪、手の爪、手、陰部、頭部などに広がる可能性があります。
(手から移ることもあるが、手は洗うタイミングが多いので可能性は少ない)

 

白癬はカビなので、当然高温多湿が大好き。

湿気のあるじめじめしたところに存在しています。

 

白癬(はくせん)の感染経路

水虫の人が靴を脱いで歩いたところや

スリッパなどにも感染経路はあるわけです。

 

ジム、温泉、プールなどはもちろん、

スリッパを履く病院や

飲食店、ホテル、電車の吊り輪、トイレの取っ手など

さまざまなところに存在していると考えられます。

 

つまり感染経路を考えて生活していたら、

多分普通に生活しずらくなってしまうでしょう。

 

しかし、皮膚が健康であれば感染しても

24時間以内にしっかり洗い、

乾かすことで死滅するのです。

 

ただし、皮膚が健康ではなく、

保湿不足で角質がボロボロになっていたり、

傷がある場合は感染しやすくなります。

 

水虫の種類

足の裏にできる水虫には3つのタイプがあります。

●趾間(しかん)型……一番ポピュラーなタイプで、足の指の間に発症しやすく皮が柔らかくふやけ、強列なかゆみを感じます。
●小水疱(しょうすいほう)型……足の裏や側面などに出来やすく、ぽつぽつとした水疱がたくさん発生し、かゆくなり最終的に水疱が破れるというものです。
●角質増殖型……もともと角質の厚い足の裏がより厚くなり、ヒビ割れたりすることも。

 

これらの種類の水虫は放っておくと

爪水虫(つめみずむし)に移行することもあります。

 

爪が厚くなり黄色く変色していき

ボロボロになって欠けてしまうもので、

爪水虫に移行する前に

治療をするようにしたいものです。

 

水虫はなぜ女性にもうつるようになったのか?

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今まで長い歴史の中で、

確かに女性は男性よりずっと水虫感染は少なかったのです。

そのため水虫=男性というイメージまでついていました。

しかし最近は、

女性の社会進出が盛んになり

長時間靴を履くことが多くなったり、

飲食店、温泉施設、ジムなどさまざま感染しやすい場所へ

行くことも多くなったという生活パターンの変化があります。

 

そしてブーツの流行が

水虫感染に拍車を掛けてしまいました。

 

ブーツはロングだけでなくショートも含め、

実はこのデザインこそ高温多湿で

白癬の温床となってしまったのです。

 

毎日清潔にしていても、

やはり現代の女性は感染の条件が

増えたことが感染急増に深くかかわっています。

 

水虫にうつらないために

第1は清潔が重要であり、

1日夜の入浴で必ずしっかりと足を洗うこと。

 

特に殺菌力の強い石鹸で、

足指の股や爪の中もブラシを使用して

しっかり洗いましょう。

 

洗った後は必ず完全に乾かすことが大切です。

 

感染経路に行かなかった日であっても、

水虫でない自分の靴の中にも

白癬が存在していると考え、

清潔を心掛けましょう。

 

靴は1日履いたら、

2日は日陰干しで乾燥させておき、

できるだけサンダルやスリッパを使用しましょう。

 

水虫の症状・自分に当てはまったら、移る前に病院へ

チェック項目

1:足の指の間がムズムズしたり痒くなったり、皮がふやけた感じになっている

2:足が何となくムズ痒く、かいていたら皮が剥けた

3:足の裏や側面に小さな水疱ができたり、そこに痒みがあったり、水疱が破れて水が出ることも

4:足の裏の角質がざらついていたり、かかとが割れたりする

5:足の爪のどこかが濁った色になってきた(白や黄色っぽく)

6:足の皮がむける

7:足の裏がどこか分からないが、軽くムズムズ痒くなるときがある

以上の症状があったら、

水虫の可能性を疑ってみましょう。

 

水虫にうつったと思ったらすぐに病院へ

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水虫の症状を放っておくと、

爪の中などにも移行してしまい、

改善がなかなか難しくなってしまいます。

 

そのためできるだけ早い発見が大切です。

 

そして家族同士で移し合いをしないためにも、

早期発見、早期治療を心掛けましょう。

 

水虫の自己判断はとても難しく、

自己チェックで少しでも怪しいと思ったら

まず病院に相談に行くようにしましょうね。