生きる上で必要な基礎代謝力を上げるためにすること

基礎代謝力って何でしょうか?

これは、私たちが生きていくためには絶対に必要な、

必要最低限のエネルギーのことなんですね。

私たちの体内で、臓器を動かしたり、食べた物を消化したりと、

生命維持活動に必須エネルギーのことです。

つまり、寝ていても起きていても

消費されているエネルギーを基礎代謝といっています。

 

「基礎代謝力は年とともに減少に」

 

この基礎代謝力は、10~20代をピークに年とともに減少傾向にあるんです。

その原因になってしまうのが筋肉量の減少によるものです。

筋肉というのは、脳や肝臓についで3番目多くエネルギーを使う組織で、年を重ねて筋肉が低下すると、基礎代謝力も低下してしまうことになります。

しかし、使われるエネルギーも減少傾向でありながらも、食べる量は以前と同じとすればどうでしょうか?

当然、太りやすくなりますね!とすれば、皆さんの中には、昔と比べてやせにくくなったという悩みをお持ちならば、原因は筋肉量の減少によるものであると考えてください。

 

それではこれから皆さんと考えてみましょう!

 

「筋肉がつきやすい体質つきにくい体質はあるの?」

 

確かに人により、成長ホルモン分泌量や筋繊維の数の違いがあって、体質による差はありますね。

と言っても、筋肉量が少ないのは、運動量が少なかったり、

栄養のバランスが偏った食事をしていたりする原因があるようです。

まずは適切な運動をして食生活の改善が必要です。

 

「運動を行うタイミングはあるの?」

 

運動を行うタイミングは、夕方と言われています。夕方は朝昼食で食べた栄養が

身体全体に行き渡っているので、満腹でも空腹でもないタイミングですから、

活動モードにする交感神経が優位な状態で、効果的に筋肉を動かすことができます。

「女性が運動し過ぎるとたくましい身体つきになってちょっと…」

 

肩や腕の筋肉を過剰に鍛えると、たくましい男性を思わせる印象の

身体つきになってしまうからちょっと…と考えているならば、肩や腕のあたりは、運動負荷を軽くして無理のない長く続けられる程度の運動に…です。

 

「汗をかくほど運動効果も上がるって本当?」

 

運動の効果と汗の量は関係ありません。

汗というのは、

そもそも身体全体に蓄積された熱を体表からのがす意味でかくものです。

 

仮に汗をかいた後に体重が減少するのは、

水分を失っているからに過ぎません。

 

暑いところでサウナスーツで運動すると、

熱中症になる危険性があります。

 

決して無理をせずに自然に汗をかく風通しの良い服装が大切なんです。

 

「お酒や喫煙は筋肉つくりにどんな影響が」

運動後に飲酒し過ぎるとアルコールが筋肉を分解してしまいます。

そして、喫煙は肺の機能を下げて身体全体に酸素や栄養をが十分に

行き渡らなくなってしまいます。

すると体力が低下したり、

筋肉自体が

十分に回復しなくなり、

運動の効果が出にくくなります。

 

やはり、筋肉をつけたいならば、

お酒の量は少な目に、さらに禁煙が必要です。

 

「良い筋肉には良い食生活から」

 

・肉類

鶏肉は、牛肉や豚肉に比べてタンパク質が豊富で低カロリーです。

・大豆食品

豆腐や納豆などの大豆食品には、良質なタンパク質が含まれています。

・貝類

成長ホルモン分泌を促進させて、筋肉つくりを助けるアルギニンなどの

アミノ酸が多く含まれています。

・野菜

ビタミンやミネラルを含む野菜をたっぷりと食べることでバランス良い

食生活が可能になります。

 

 

まとめ

 

筋肉をつけるには運動はもちろん、食生活にも気を配ることが大切なんです。

特に摂りたいのがタンパク質です。それにビタミンとミネラルです。この

ビタミンやミネラルはタンパク質が体内できちんと利用されるのを手助け

します。