大人でもそうですが、幼児の場合は特に
季節の変わり目などには、
お尻や足・腕は、かさかさになります。
ひどい時にはブツブツになってしまうこともあります。
まだ、「かゆい!」とも「痛い!」とも言えない幼児は、
どうやって処置してあげたらいいのか。
悩みまくって、調べまくって、
いま実践している方法をご紹介します。
乾燥対策に保湿クリーム!
季節の変わり目になると、いつの間にかお尻をポリポリ、
腕をポリポリ。朝はなんともなかったのに、
保育園から帰ってきたら足首がブッツブツ!なんてこともありました
そのため、定期的に皮膚科に通って保湿クリームを処方してもらうのですが、
ピンクの「ヒルドイドソフト軟膏0.3%」です。
乾燥肌で受診すると、
だいたいこのクリームが処方されるのではないでしょうか?
保湿クリームの使用量の目安
処方箋には適量を塗りましょうと記載されているのですが、
適量ってどのくらい?まずそこでつまづきました。
早速、塗りたい箇所の適量を調べてみました。
この0.5gを「1FTU」と言い、
大人の両手分の面積が塗れるそうです。
顔・首 | 両手両腕 | 両足 | 胸・腹 | 背中 | |
1歳未満 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1.5 |
1~2歳 | 1.5 | 1.5 | 2 | 2 | 3 |
3~5歳 | 1.5 | 2 | 3 | 3 | 3.5 |
6~10歳 | 2 | 2.5 | 4.5 | 3.5 | 5 |
塗るタイミング
肌の乾燥や痒みの原因は、
肌のバリア機能の低下だそうです。
乾燥を防ぐ保湿クリームは一度にたっぷり塗るよりも、
数回に分けて塗ったほうが効果が高いとのことでした。
うちは平日は保育園に通っているため、
1日2回、朝、起きてパジャマから洋服に着替える時と、
夜、お風呂上りにパジャマを着せる前に塗っています。
クリームの塗り方
嫌がることもありますが
「ちょん、ちょん、ちょん♪ぬりぬり~♪つるつる~♪きもちい~ね~♪」
と適当に歌いながら塗っています。
塗った後に着替えをするので、袖に腕を通しにくそうですが、
「でるかな~~~~ばぁ!」と、だましだまし(笑)着せています。
冬の保湿はプロペト(ワセリン)
冬頃に受診すると処方されるのが「プロペト」です。
ワセリンの一種で白色ワセリンより純度の高いものだそうです。
ワセリンは皮膚から水分が失われるのを防ぐだけで、
水分を蓄える力はないそうなので、
お風呂上りでまだ少し拭き残しが
あるくらいの状態で塗ります。
これで、水分を逃がさないようにフタをする感じです。
ただ、アトピーの赤ちゃんだと体の熱がこもってしまって、
その熱で痒みを感じてしまうことがあるようなので、
アトピーの赤ちゃんは注意が必要です。
プロペトの塗り方
体がまだ濡れている状態で、手のひらに取り、
手の中で包んで柔らかくします。
全体に薄くのばして塗ります。
プロペトは市販の白色ワセリンよりも伸びがよく、
薄く塗りやすいと思います。
ティッシュペーパーが落ちないくらいのべたつき具合が適量です。
お風呂の時もケアしてあげよう
お風呂はぬるめのお湯で長時間入らないように、
お湯につかるのは10分くらいを目安にしています。
また体を洗うときは、
たっぷりの泡でやさしく手のひら洗いをして、
刺激になりにくいようにしています。
その他、室内が乾燥しないように
加湿空気清浄機で保湿を心がけたり、
肌着やタオルは柔らかく、
肌への負担の少ないものにしています。
子供の皮膚はデリケート!しっかり対策しましょう
子供の皮膚は大人に比べて薄いため、
ちょっとした刺激が肌トラブルの原因になってしまうそうです。
お話がまだ上手に出来ず、かゆさを伝えられない娘。
かいちゃダメよと言ってもまだわからないので、
かゆければかいてしまい、ひどくなってしまいます。
乾燥しないように、かゆくならないように、
かかなくてすむように、
ちゃんと調べて出来る限りのことをしてあげたいと思い調べました。
幼児期はあっという間です。
そのうち「自分でやるからいいよ」と言われ、
拒否される日が来るのかなぁと思いつつ、
ひとつのスキンシップとして
今は楽しんでケアを続けています。