と思っていましたが、
赤ちゃんと暮らしてみて、感じたことは、
なんでもない音が、
とても心地よく聞こえているらしい。
それにはちゃんとした理由があるようです。
ビニール袋のカシャカシャした音?
なんでそんな音が良いの?
と直接聞いてみたくなる。
赤ちゃんにも、音に対して少し気持ちがあるのですね。
だからこそ知る「好きな音」があるのです。
赤ちゃんの好きな音を探っている方に、
参考になるような内容になってます。
赤ちゃんを浮かべながら、
どの音がいいか思い浮かべてくださいね。
赤ちゃんは生活音が好き
少し前までおなかの中にいた赤ちゃん。
どんな音が耳に届いていたのかな?
そう考えると愛しくて仕方がなくなる。
これが親としての感情ですね。
赤ちゃんは飾らない音が好きです。
生活の中で聞こえてくる音に興味があるのです。
おなかの中で同じような音を
聞いていた記憶があるからです。
スーパーの袋の音。その謎
赤ちゃんがようやく寝込んでくれたと思った時、
スーパーの袋から朝食のパンを取り出した瞬間!
またおめめがぱっちり。
その音に反応したのです。
スーパーの袋の音というのは、
日常的に聞こえる音ですよね?
カシャカシャという音は赤ちゃんが
おなかの中にいたときに聞いていた音なのかもしれません。
またスーパーの袋の音は、
赤ちゃんが急に泣き止む音としても有名です。
胎内の音はノイズ音に似ています。
何かが擦れるような音にも聞こえる。
これがスーパーの袋の音と似て聞こえるのでしょうか。
『そんな音が好きなの?』と驚いてしまうほどです。
掃除機の音
赤ちゃんにとっては結構な騒音?と思える掃除機の音。
つまりこれもノイズ音に近いのですが、
赤ちゃんが好きな音の一つです。
泣いている赤ちゃんに聞かせると泣き止む!
という不思議な現象が起きるのです。
流し台の音
これも胎内にいたときに聞いていた音です。
水が流れるような音は、
本当に好きな音です。
赤ちゃんは生活音のいくつかを胎内音として
聴いていた記憶と重ねているのでしょうか。
意外なところから聞こえてくる音です。
赤ちゃんが落ち着く音
赤ちゃんは好きな音に反応します。
せっかく寝ているのに
そんな音を立てるとまた起きてしまう?
と夜は静かに過ごす人たちもいます。
好きな音が「泣き止む音」であれば、
聞かせてしまうと起きてしまう?
と堂々巡りのように考えてしまうときがあります。
好きな音を知っておくだけでよいです
音に神経質にならない子育て
生後数か月が過ぎると、生活の音にまた違う反応を示す。
赤ちゃんが寝ているときは
すべての音を遮って静かにする。
それを繰り返しているうちに、
赤ちゃんは音に敏感になります。
せっかく生活音のいくつかに「好き」
という反応を示しているのです。
案外と普段から何となく聞いている生活の音に
愛着を持ち始めているかもしれない。
そんなときに音から遮断してしまうのはどうでしょうか・・・
あまり神経質な子どもにしない。
少々生活音が聞こえる場所でも眠れる。
そんな可愛い図太さを持ち合わせる方が
楽な場合もあるのです。
生後半年を過ぎると
家族の動きを目で追うようになって
音も聞き分けるようになります。
静かな場所でなくても、
家族の声やテレビの音に安心して眠る赤ちゃん。
実際に多いようです。
そのうち生活音の中でも
さらに好きな音が増えてきます。
赤ちゃんが反応する好きな音
赤ちゃんは毎日生活を共に過ごす人の、
普段立てる音が好きです。
「え??」と思わず考えてしまうのですが、
あんな音が好き?という音が好きな場合もあるのです。
例えばお母さんのくしゃみに
「キャッキャ」と笑う赤ちゃんも多いようです。
例えば新聞や雑誌をめくる音にも興味を示します。
全体的に高めの音が好きなようです。
これも意外な真実です。
やがて個性が出てくる
音の好みというのはまだまだわかりませんが、
決まった音に反応を示すことには変わりはないようです。
掃除機の音が急に嫌いになって大泣きをしたり・・・
ある突然、チャイム音やちょっとした物音が
嫌いになる場合もあります。
好きな音を知る=魔法の一手になる
赤ちゃんの音への反応には個人差があります。
成長の段階受け止める。好きな音は1歳ころになると、
興味がなくなることも多いものです。
新生児から生後3か月ごろの赤ちゃんの反応は
すべて本能に基づいています。
おなかの中にいたときの音に似ているものを好む。
これはまだまだ幼いという証です。
好きな音をしっておくことで、
ギャン泣きするときに、
魔法の一手のように使えるものです。